
私は、1冊の本「難しいことはわかりませんが、マンガと図解でお金の増やし方を教えてください!」に出会ったことがきっかけで、家計の貯金を資産運用に回す決意をしました。

さらに、夫が投資信託で資産を2倍に増やした姿を間近で見て、長期投資の力を実感。
インフレ時代に対応するためにも投資信託で資産運用はアリだな、ということで遂に行動に移すことにしました。

自分の貯金と家計の貯金、どうやって運用を分ける?
私の場合、自分の貯金と家計の貯金の両方をNISAを使ってオルカンに投資することにしました。
※オルカン(オール・カントリー=EMAXIS Slim 全世界株式)
私がまず考えたのは、「自分のお金」と「家族のお金」をしっかり分けることです。
自分の貯金はある程度リスクを取れるので、その貯金額の約半分を思い切って資産運用に回すことに。
一方で、家計の貯金は家族の生活を守るためのものなので慎重に扱いたい気持ちがあります。
そのため、家計の貯金は全体の1/4くらいを投資に回し、残りはこれまで通り銀行に置いておくつもりです。
こうして割合を決めておくと、「投資に回しすぎて不安になる」ことを防ぎながら、資産を増やすチャンスもつかめると思っています。
NISA口座は1人1つ。区別するための工夫
NISAを使って投資を始めようと決めたときにまず気づいたのは、「1人につきNISA口座は1つまで」というルールです。
夫はまだNISA口座を持っていないので、今は私の口座を使うことにしました。
ただ、そのままでは「自分のお金」と「家計のお金」がごちゃ混ぜになってしまいます。
そこで私は、投資する枠を分けることにしました。
自分の貯金 → NISAの成長投資枠
投資信託だけでなく個別株にも挑戦できる枠。
将来的に幅広い運用を検討できる。
家計の貯金 → NISAのつみたて投資枠
長期・積立・分散に最適な枠。
コツコツ運用する家計の資産にぴったり。
こうすることで、どちらのお金がどの投資に使われているのかを整理しやすくなりました。
ただ、右肩上がりに上昇しているオルカンの場合、一度にドカッと資産運用に回したい気持ちもあり。
夫がさっさとNISA口座を作ってくれればいいんだけど、これはまた別の話 で。

まずはオルカンで様子を見ながら積み立て開始
最初の投資先に選んだのは「オルカン」(全世界株式インデックスファンド)です。
なんでこれを選んだかって?
「難しいことはわかりませんが、マンガと図解でお金の増やし方を教えてください!」の中で、
NISA口座でオルカンをやれ!
と書いてあったから。
世界中の株式に分散投資できるから、否定する理由もないし。
素直な私はそのまま受け入れることに。
家計の貯金では、つみたて投資枠を使って毎月オルカンを購入していくことにしました。
「つみたて投資枠」というくらいなので、積み立ての設定をしなければいけません。
月の積立額と積み立てる日付を決めます。
とりあえず、年120万円の枠を最大限に利用するために積立金額は月10万!
積み立て日は1日は設定できなかったので、2日設定しました。
後はほったらかしです。
一方、自分の貯金では成長投資枠を使ってオルカンを積み立てつつ、たまに個別株を購入する予定。
「成長投資枠」は積み立て縛りがないので、自分が買いたいときに購入していきます。
年間240万円なのでゆとりはあるかな。
投資信託は短期で結果を求めるものではなく、長期でコツコツ育てるもの。
焦らず積み立てながら、「お金がお金を生む仕組み」を体感していきたいです。
「本との出会い」と「夫の成功体験」がきっかけで始めた投資。
自分の貯金と家計の貯金を分けて考え、NISAの枠を上手に使い分けながら、まずはオルカンから始めてみます。
将来の安心のために、そして自分の経験値を積むために、投資を「育てる感覚」で続けていきたいです。

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