
金投資をはじめるとき、まずぶつかるのが「インゴット(延べ棒)」と「金貨」問題。
どっちを買うのがいいの?って、思いません?
私はけっこう迷いました。
だって、見た目のワクワク感は金貨に軍配。
でも、純資産としての“安心感”はインゴットの方が強そうなんだよなぁ。
どれくらいの量を買うのかで変わる話
まず考えたのは、「どれくらい買うのか」。
私の場合、今の金価格だとたいしたグラム数は購入できませんっ!!
ということで・・・
- インゴットなら20g
- 金貨なら1/2オンス(約15.5g)
が、現実的かな・・・と。
ここまで少額だと、実は「どっちでもいい」気がしてきたのです。
インゴットを購入するときと、売却するときに、バーチャージという手数料がとられます。
田中貴金属の場合、バーチャージは購入・売却ともに20g4,400円。
それを踏まえて、とある日の田中貴金属の販売価格と買取価格の比較表を作ってみました。
| サイズ | 販売価格 | 売却価格 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 金インゴット20g | 451,080円※1 | 438,660円※2 | 0.97246 |
| 1/2オンス金貨(約15.5g) | 375,392円 | 336,047円 | 0.89518 |
※1 金1gの販売価格22,334円×20g+バーチャージ4,400円
※2 金1gの販売価格22,153円×20g-バーチャージ4,400円
チャティー金貨の方がプレミア分だけ購入金額と売却金額に差があるね!
インゴット・金貨のメリット・デメリット
前述した表によると、インゴットの方がその時の地金の価格を反映しやすく、販売価格と売却価格にそれほど差がないことが分かります。
じゃあ、インゴットの方がいいじゃん!
って結論になるのですが、それでも悩む人が多いのも事実。
そこで、インゴット・金貨のメリット・デメリットをまとめてみました。
- 純粋な金の価値に近い価格で売買できる
- 小さいインゴットなら管理しやすく、資産として明確
- バーチャージ(製造手数料)が販売店によってバラバラ
- 小さいサイズだと、思ったより手数料が高いことも
- 見た目が地味(笑)
- 世界的に流通しやすい(特に有名コインは買取先が多い)⇦大事!!
- デザインがキレイでコレクションとしても楽しめる
- プレミア価格がついていて、実質的に少し割高
- デザインによっては買取価格に差が出ることも



金貨の方が購入や売却が簡単そうだね!
使い分けるのがいちばん現実的
こんな感じで、どっちもどっちなんですよね・・・
ってことで、いろいろ調べた結果、私はこう決めました!
- 自分のおこづかいで買うとき → 金貨
- 家計の資産として買うとき → インゴット
この「自分」と「家計」で分けるスタイルが、管理しやすくて我が家にはちょうどいいかも!
少額投資の範囲なら、金貨でもインゴットでも、どっちでもOK。
- 資産性を重視するならインゴット
- 流通性を重視するなら金貨
で、自分の性格に合う方を選ぶのが正解だと思います。
楽しみながら資産形成しましょう♪



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